かす(収靨)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 自動詞 ひからびる。また、おできや傷の表面がかわく。 ※筑波問答(1357‐72頃)「次第に詞もかせ心も失せて、すべてあがる事のなきなり」 痂・悴
② (悴) やせこける。やつれる。また、貧しくなる。 ※玉塵抄(1563)一九「かせつかれて骨と皮ばかりの馬は」
かぶれる ※改正増補和英語林集成(1886)「ウルシ ニ kaseru(カセル)」
広辞苑 自動詞 ①やせおとろえる。また、貧しくなる。 撰集抄「身の力もいたく―・せ侍らざりし(ころ)」。
日葡辞書「カセタヒト」
ひからびる(かさ)や傷の表面が乾く。 徳和歌後万載集雑「ばらばらと 四乳 (よつち)の様な疱瘡は―・せかけるほどさてもよくなる」
かぶれる
大言海 自動詞 (カサ)(オモテ)()ル。(カサブタ)(カワ)ク。 收靨
動詞活用表
未然形 かせ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 かせ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 かす べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 かする も、かも、こと、とき
已然形 かすれ ども
命令形 かせよ

大言海では下一段活用とす。

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附箋:下二段 自動詞

最終更新:2024年03月17日 20:11