かど(鯟)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 魚「にしん(鰊)」の異名。《季・春》 ※四季物語(14C中頃か)一二月「しだ、ゆづりはといへるも、ささしまめかどのうを心ぶとの御まはりの下にしかれて」
広辞苑 名詞 (東北地方で)ニシンの称。 「―の子」
大言海 名詞 〔蝦夷語ナラムカ、鯟ハ、東海魚ノ合字ナルベシ〕
魚ノ名。東北ノ海ニ多シ、秋ヨリ春ニ亙リテ漁ス、大イナルハ、一二尺、形、ぼらニ似テ、平タク、又、さばニ似テ、眼、大キク赤ク、夜、光ル、色、蒼碧ニシテ、鱗、落チ易ク、肉、脆ク、赤ク、 細刺 (コボネ)多キコト、鰯ニ似テ、味、更ニ美ナリ。靑魚
()キテ乾シタルヲ(ニシン)ト云ヒ、其()ヲ、かずのこトス。
四季物語、十二月「かどノ魚」
撮攘集、中、魚部「(カド)

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附箋:動物 名詞

最終更新:2024年04月06日 17:50