かは(川・河)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 [1] 地表に集まった水が、傾斜した陸地のくぼんだ所を流れるもの。 ※古事記(712)下・歌謡「隠国(こもりく)の 泊瀬(はつせ)の賀波(カハ)の 上つ瀬に 斎杙(いくひ)を打ち」
※土左(935頃)承平五年二月九日「ふねひきつつのぼれども、かはのみづなければ、ゐざりにのみぞゐざる」
川・河
[2] 江戸の遊里、深川の略称。 ※洒落本・愚人贅漢居続借金(1783)序「予が大望は深川(カハ)に三年、吉原(さと)に三とせ、新宿(やま)に三年」
広辞苑 名詞 地表の水が集まって流れる水路。河川。河流。 古事記下「―の辺に生ひ()てる」。
「―を渡る」
川・河
大言海 名詞 〔水ノ流ルル音カ、がはがは〕
陸上ノ、長キ傾斜アル(クボ)() 沿 ()ヒテ、水ノ、流ルルモノ。
古事記、下(允恭) 廿三 長歌「初瀨ノ 賀波 (カハ)
齊明紀、四年五月、歌「 飛鳥 (アスカ) 我播 (ガハ)
倭名抄、一「川、河、加波」

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最終更新:2024年06月13日 16:59