かひ(卵)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (「貝」と同語源)
たまご。また、その殻。かいご
※書紀(720)雄略八年二月(前田本訓)「然も国の危殆(あやふ)きこと、卵(カひ)を累(かさ)ぬるに過ぎたり」 卵・稃・殻
② 穀米のから。もみがら 〔十巻本和名抄(934頃)〕
③ 虫などの、からだを覆っている外皮。 〔色葉字類抄(1177‐81)〕
広辞苑 名詞 たまごかいご 源氏物語真木柱「同じ巣にかへりし―の見えぬかな」
大言海 名詞 (カヒ)アルモノノ義〕
トリノコ。カヒコ。玉子。
雄略紀、八年二月「國之危殆、過(カサヌル)(カヒヲ)
拾遺集、七、物名、いぬかひのみゆ(信濃、犬飼御湯)「鳥ノ子ハ、マダ雛ナガラ、立チテいぬ、かひのみゆルハ、 巢守 (スモリ)ナリケリ」
源、三十一、槇柱 三十八 「同ジ巢ニ、カヘリシかひノ、見エヌ哉」
金葉集、九、雜、上、甲斐ノ國ヨリノボリテ、云云「鳥ノ子ノ、マダかひナガラ、アラマセバ」

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最終更新:2024年04月10日 22:25