かふ(交(自動詞))

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 自動詞
四段
(他の動詞の連用形に付けて補助的に用いる) ある動作がすれちがうように、また、まじるように行なわれる。互いに…し合う。交錯するように…する。「行きかう」「飛びかう」「散りかう」など。
他動詞
下二段
互いにまじえ合う。入れちがいにする。かわす ※万葉(8C後)二・一九五「敷たへの袖易(かへ)し君玉垂の越野過ぎゆくまたもあはめやも」
広辞苑 自動詞
四段
(多くは他の動詞と複合して用いる)入れちがう。かわりあう。まじる 古今和歌集賀「桜花散り―・ひ曇れ」。
「行き―・う」「飛び―・う」
交ふ
他動詞
下二段
入れちがわせる。かわす 万葉集5「ま玉手の玉手さし―・へさ寝し夜の幾だもあらねば」
大言海 自動詞
四段
常ニ、他ノ動詞ト熟語トナリテ、コレ行キ、カレ來ル、入リ違フ、ノ意ヲ云フ語。 「行キかふ」飛ビかふ」散リかふ」(萬葉集、十四 廿三 「裾ノ打チ加比」)
動詞活用表
未然形 かは ず、ゆ、る、む、じ、す、しむ、まほし
連用形 かひ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 かふ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 かふ も、かも、こと、とき
已然形 かへ ども
命令形 かへ
動詞活用表
未然形 かへ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 かへ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 かふ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 かふる も、かも、こと、とき
已然形 かふれ ども
命令形 かへよ

検索用附箋:自動詞四段
検索用附箋:他動詞下二段

附箋:下二段 他動詞 四段 自動詞

最終更新:2024年04月13日 19:48