かみ(髪)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 頭に生える毛。髪の毛。頭髪。 ※古事記(712)上「爾に其の神の髪(かみ)を握りて、其の室の椽毎(たりきごと)に結ひ著けて」
※源氏(1001‐14頃)若紫「まみのほど、かみのうつくしげにそがれたる末も」
② 結った髪の毛。かみかたち。また、それを結うこと。 ※読本・昔話稲妻表紙(1806)三「縫物髪(カミ)もよく仕おぼえつるよし、父上の消息にてとく聞ぬ」
広辞苑 名詞 ①頭部に生える毛。頭髪。 万葉集5「か黒き―にいつの()か霜の降りけむ」。
「―を切る」
②頭部の毛を結った形。かみかたち 「―がくずれる」
大言海 名詞 (カミ)ノ義、(前條ヲ見ヨ)(カミ)の毛ト云フガ、全キ語ナルベシ、玉篇、「髮、首(ノ ノ)毛也」〕
(カウベ)ノ上ニ生ズル毛。カミノケ。敬語ニ、ミグシオグシ
萬葉集、五長歌「カ黑キ可美ニ、イツノマカ、霜ノ降リケム」
倭名抄、三「髮、首上長毛也、加美」

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最終更新:2024年04月19日 20:10