かむ(挗)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 他動詞 たまった鼻汁を息で放出し、紙などでふきとる。 〔十巻本和名抄(934頃)〕
※江談抄(1111頃)五「橘孝親は〈略〉凡反古などにも、敢へて鼻かまぬ人なり」
広辞苑 他動詞 鼻汁を息で出してふきとる。
大言海 他動詞 ()リ棄ツ。( 鼻洟 (ハナシル)ニ云フ) 倭名抄、三「挮、以手去鼻洟也、波奈加無」
宇津保物語、樓上、上 六十七 「御はなドモ、かまセタマヒテ」
江談抄、五「橘光親ハ、云云、反古ナドニテモ、敢ヘテ鼻かまヌ人ナリ」
動詞活用表
未然形 かま ず、ゆ、る、む、じ、す、しむ、まほし
連用形 かみ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 かむ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 かむ も、かも、こと、とき
已然形 かめ ども
命令形 かめ

検索用附箋:他動詞四段

附箋:他動詞 四段

最終更新:2024年04月21日 15:49