から(族)

広辞苑
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日本国語大辞典 語素 ① 同じ血のつながりを持つこと。血縁関係にあること。「うから(族)」「やから(族)」「はらから(同胞)」などと用いられる。
② その物に本来備わっている性質、性格。本性。また、そのものの由来するところ。「国柄(くにから)」「神柄(かむから)」「山柄(やまから)」などと用いられる。 ※万葉(8C後)三・三一五「み吉野の 吉野の宮は 山可良(カラ)し 貴くあらし 川可良(カラ)し 清(さや)けくあらし」
名詞 ((一)②から転じて) 原因、理由。→からに ※万葉(8C後)二〇・四三五六「我が母の袖もち撫でてわが可良(カラ)に泣きし心を忘らえぬかも」
大言海 接尾辞 子等 (コラ)ノ轉、((オホ) 御田子等 (ミタコラ)、おほみたから) 子族 (ミヨリ)ノ意〕
(一){()(スヂ)ノ人。ミヨリ。子弟。
子族 (ウカラ) 家族 (ヤカラ) 腹族 (ハラカラ)
(二)轉ジテ、(ツナ)ガル緣ノ人。 「友がら」(アヒダ)がら」

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最終更新:2024年04月27日 19:40