かん(神)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (古くは「かむ」と表記) 神。特に、「かみ(神)」が名詞や動詞などの上に来て複合語を作る場合に多くこの形をとる。そのものや行為が、神にかかわるものであることを示す。「かんおや(神祖)」「かんほ(神寿)ぐ」「かん(神)さぶ」「かんながら(随神)」など。 ※書紀(720)景行四〇年是歳(北野本訓)「蒜(ひる)を嚼(かみ)て人(ひと)及(をよ)び牛(うし)馬(むま)に塗(ぬ)る。自(をのつか)ら神(カム)の気(き)に中(あた)らず」
広辞苑 名詞 カムの音便。複合語に用いる。 「―ぬし」
大言海 名詞 (カミ)ノ、熟語トナル時ハ、古書ニ加牟、加武ナド、記セリ、是レ 音便 (オンビン)ノかんナリ、音便ノ條ヲ見ヨ、(カミ)ノミナラズ、 上達 (カミタチ)()、かんだちべ。 督殿 (カミノトノ)、かんのとの。 髮刺 (カミサシ)、かんざし。 紙屋紙 (カミヤガミ)、かんやがみナド、同ジ、此書中ニハ、皆、かんトシタリ、但シ、(カム) 漏伎 (ロギ)(カム) 漏彌命 (ロミノ )ノ如キ、除外ハアリ〕
(カミ)ノ音便。他語ノ上ニ、熟語トナル時、變ズ。
神嘗 (カンナメ) 神寳 (カンダカラ) 神留 (カンヅマル) 神壽 (カンホギ) 神主 (カンヌシ)

かむ(神)」も参照。

検索用附箋:名詞名称

附箋:名称 名詞

最終更新:2024年05月06日 18:16