きふ

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 自動詞 年や月が経過する。来てはまた、去っていく。→きへゆく 万葉集(8C後)五・八三〇「万代に年は岐布(キフ)とも梅の花絶ゆることなく咲き渡るべし」 来経
広辞苑 自動詞 年月が来て過ぎ去る。 古事記中「あらたまの年が―・ふれば」 来経
大言海 自動詞 年、月、()(キタ)ル。歲月經過 古事記、中(景行) 五十三 長歌「アラタマノ、年ガ 岐布禮 (キフレ)バ、アラタマノ、月ハ 岐閇 (キヘ)行ク」
萬葉集、五 十六 「萬世ニ、年ハ 岐布 (キフ)トモ、梅ノ花、絕ユルコトナク、咲キワタルベシ」
播磨風土記「託賀郡、黑田里、支閇丘、云我可(コウム)之月(キヘヌト)、故曰支閇丘
來經
動詞活用表
未然形 きへ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 きへ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 きふ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 きふる も、かも、こと、とき
已然形 きふれ ども
命令形 きへよ

検索用附箋:自動詞下二段

附箋:下二段 自動詞

最終更新:2024年05月29日 19:16