くし(名詞)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 「奇(く)し」で、霊妙の意からか ) 酒の異名。 古事記(712)中・歌謡「この御酒(みき)は 我が御酒ならず 久志(クシ)の司(かみ) 常世(とこよ)にいます 石立たす 少名御神(すくなみかみ)の〈略〉献(まつ)り来し 御酒ぞ」
広辞苑 名詞 (一説に「()し」の意という)酒の古称。
大言海 名詞 酒ノ事トスル說アリ、ソレハ、古事記、中(神功) 六十六 ニ、少彥名命ニ「久志ノ神」ト見エ、同卷(應神) 七十五 ニ「具志ニ、我レハ醉ヒニケリ」トアル、久志、具志、ヲ、酒ナリト云フナリ、然レドモ、久志の神ハ、(クス)ノ神ナリ、具志ハ、 許許呂具志 (ココログシ)(其條ヲ見ヨ)ノ脫字ナリト云フ說アレバ、酒ト云フ語、成立タズ。くしのかみ、幷ニ、ことなぐしノ條ヲ見ヨ。

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附箋:名詞 食物

最終更新:2024年06月09日 20:21