くふ(悔)

広辞苑
大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 他動詞 ( ヤ行上二段動詞「くゆ(悔)」の変化した語 ) 後悔する。 今昔物語集(1120頃か)六「其の言(こと)を聞き畢て礼拝して過(とが)を悔(く)ふ」
随筆・戴恩記(1644頃)上「又つくづくと先非をくふるに」
[補注]( 1 )狂言には「虎明本狂言・膏薬煉」などに、あるいは四段活用かと思われる例がある。
( 2 )「浄・八幡太郎誕生記‐四」の「きん平おつる泪をおしとどめ、ふかく也方々くへてもかへらぬ事共」などは、連用形語尾だけがイ段音からエ段音に変化したものか、あるいは全体が下二段化したものか明らかではない。
動詞活用表
未然形 くひ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 くひ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 くふ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 くふる も、かも、こと、とき
已然形 くふれ ども
命令形 くひよ

検索用附箋:他動詞上二段

附箋:上二段 他動詞

最終更新:2024年06月16日 19:16