けた(方)

広辞苑 名詞 ①四角な形。方形。 三教指帰「―なる底に(まど)かなる(ふた)を覆うて」 方・角
②品行方正であること。律儀であること。 滑稽本、戯言浮世瓢簞「独り正しき者は危く至つて―なる時は(さわ)るとかや」
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① ( 形動 ) 四角な形。四角いさま。方形。また、かどばったさま。 大唐西域記巻十二平安中期点(950頃)「況や方(ケタナル)を园りて円なるに為しし世」
② ( 形動 ) 品行方正であること。かたいこと。律義であること。また、そのさま。 古文真宝笑雲抄(1525)一「賢者や方正と云てけたに正直な者をば、当代は足に縄を付てさかさまに引く如に有天下の体ぞ」
大言海 名詞 (カド)ト通ズルカ、(アカ)、あけ。いたはし、いとほし〕
(カド)アル形。四角。方形。
字類抄「方、ケタナリ、方圓」

又、「けだ」も参照。

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最終更新:2024年06月30日 19:27