けふ（今日）

辞書	品詞	解説	例文	漢字
日本国語大辞典	名詞	話し手が、今身を置いている、その日。また、別の年・月の同じ日付けの日もいう。本日。こんにち。	古事記（712）下・歌謡「庭雀 踞集(うずすま)りゐて 祁布(ケフ)もかも 酒漬(さかみづ)くらし」 万葉集（８Ｃ後）一八・四〇七九「三島野に霞たなびきしかすがにきのふも家布(ケフ)も雪は降りつつ」	今日
広辞苑	名詞	(現在の)この日。本日。こんにち。	万葉集1「名張の山を―か越ゆらむ」。 「昨日―」	今日
大言海	名詞	〔倭訓栞、けふ「今日ヲ云フ、 此日 (コヒ)ノ義也、こト、けト、ひト、ふト、通ゼリ」（古事記、下（允恭） 廿 「 許存 (コソ)コソハ」トアルハ、記傳ニ、 許布 (コフ)ノ誤寫ナルベシトモ云フ） 今朝 (ケサ)ノけ、 昨日 (キノフ)ノふナリ（きのふノ語原ヲ見ヨ） 今朝 (ケサ)モ、 此 (コ) 朝 (アサ)ノ略轉ニテ（倭訓栞） 夜 (ヨヒ)ノ、 夜 (ヨ) 閒 (アヒ)ノ略ナルト同ジク、 今日 (ケフ) 朝 (アサ)ノ意ナリ、沖繩ニテハ、 今日 (ケフ)ヲちュうト云ヒ、 今朝 (ケサ)ヲちュうあさト云フ〕 此ノ日。今ノ日。 今日 (コンニチ)。 本日 (ホンジツ)。	古事記、下（雄略） 三十九 長歌「 祁布 (ケフ)モカモ、酒ミヅクラシ」 萬葉集、十四 十一 「逢フコト難シ、 家布 (ケフ)ニシアラズバ」 同、廿 十七 「 氣布 (ケフ)ノ日ヤ、出デテマカラム」 催馬樂、本滋「今ノ世ノタメ、 介不 (ケフ)ノ日ノタメ」	今日

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附箋：名詞 天文