こす(小簾)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 古く「おす」といったのを読み誤って用いられた語 ) 御簾(みす)すだれ 康和四年内裏艷書歌合(1102)「玉だれのこすの間遠し見てしより君に心をかけぬ日ぞなき〈源家時〉」 小簾
広辞苑 名詞 (オスの誤読)みすすだれ 謡曲、 遊行柳 (ゆぎょうやなぎ)「―のひま漏りくる風のにほひより」 小簾
大言海 名詞 小簾 (ヲス)ノ條ヲ見ヨ、 鉤簾 (コス)ト書クハ、非ナリ、湯桶讀ナルモ、語ヲ成サズ〕
小簾 (ヲス)ノ誤。ミススダレ
賴政集「木ノ葉吹ク、 山風 (アラシ)ヤこすヲ、アゲツラム、拂フニ惜シキ、塵ノツモレル」
掘川院艷書合「 玉簾 (タマダレ)ノ、こすノ閒遠ク、見テシヨリ、君ニ心ヲ、カケヌ日ゾナキ」
風雅集、一、春、上「雨晴ルル、風ハヲリヲリ、吹キ入レテ、こすノマ匂フ、軒ノ梅ガ枝」
和漢三才圖會、三十二、家飾具「 鉤簾 (コス) 御簾 (ミス)
小簾

検索用附箋:名詞物品

附箋:名詞 物品

最終更新:2024年07月21日 13:09