こは(感動詞)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 連語 ( 代名詞「こ」に助詞「は」の付いたもの ) 多く疑問や感動の気持を表わす場合に用いる。これは。また、感動詞的に、「なんとまあ」「これはまあ」の意を表わすこともある。 枕草子(10C終)九二「戸をおしあけてさめき入れば、あきれて、いとこは、ずちなき世かなとて、立てるもをかし」 此者
広辞苑 物事をこれと指定して驚嘆する時に発する声。これは。これはまあ。 源氏物語帚木「―いかなることぞ」 此は・是は
大言海 感動詞 此者 (コハ)ノ義〕
其物事ヲ指シ定メテ、驚クニ、發スル聲。
源、二、帚木 四十 「アサマシウ、こは如何ナル事ゾト、思ヒ惑ハルレド」
後拾遺集、十、哀傷「別レニシ、人ハ()ベクモ、アラナクニ、イカニフルマフ、 蜘蛛 (ササガニ)ゾこは」
「こは如何ニ」こはソモ」

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附箋:感動詞 連語

最終更新:2024年07月28日 15:02