こび

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 動詞「こびる(媚)」の連用形の名詞化 )
① 人の顔色をうかがって、気に入るようにふるまうこと。こびること。へつらうこと。
法華経釈文平安中期点(976頃)上「眉 武悲反 説文云目上毛也 慈恩云面首の媚(コヒ)なり」
太平記(14C後)二一「三家の台輔も奉行頭人の前に媚(コビ)を成し」
② 女の美しく色っぽいこと。なまめくこと。いろめくこと。 平家物語(13C前)二「この后一たびゑめば百の媚ありけり」
広辞苑 名詞 ①媚びること。へつらうこと。 「―を呈する」
②女のなまめくこと。いろめくこと。 平家物語7「紅粉眼に―をなし」
大言海 名詞 コブルコト。ヘツラヒ 名義抄「媚、嬌、コビ、コブル」
「媚ヲ呈ス」媚ヲ賣ル」

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最終更新:2024年07月28日 17:15