ず(自動詞)

広辞苑
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 「重みす」→「おもんず」、「空にす」→「そらんず」などの「み」または「に」に融合したサ変動詞「」。
大言海 自動詞 ()(自動)ノ轉ニテ、む、又ハ、んノ下ニアルトキ、連濁ニ呼ブモノ。 竹取物語「迎ヘニ、人人、詣デ來ムず」
伊勢物語、第六段「夜モ明ケナムずト思ヒ」
大鏡、上、時平「君ハ、此文範ニゾ會ヒ給ハムずるト」
狹衣、三、上 三十六 「尼君ノ最後ニ、遇ヒ侍ラムずれバ」
宇治拾遺、六、廿一條「ユユシキ事、出デ來ナムず」
「行カムずモノヲ」以上「來ムとす」給ハムとす」ナドノ略カ、又「諳ンず」(オモ)ンず」ナドハ、「(ソラ)ニす」(オモ)ミす」ナドノ音便ナリ。
動詞活用表
未然形 ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 ずる も、かも、こと、とき
已然形 ずれ ども
命令形 ぜよ

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附箋:サ変 自動詞

最終更新:2025年02月23日 21:45