こめ(小目)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 小さい目。網などの目のこまかいこと。 山家集(12C後)下「しらなはに小鮎引かれて下る瀬にもち設けたるこめの敷網」 小目
② 苦しいめ。つらい思い。→こめを見せる
③ 賭博(とばく)で、賽(さい)の目の小さい数。 歌舞伎・天衣紛上野初花(河内山)(1881)二幕「当るといふ辻占だから、こいつあ三の小目(コメ)に限るぜ」
④ =こもく(小目) 歌舞伎・四天王産湯玉川(1818)四立「碁盤のこめもあげはまの、のびた色目をおさへてはねて」
広辞苑 名詞 ①小さい目。 小目
②苦しいめ。つらいめ。 保元物語「明くれ―を見せ給ひつることはいかに」

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最終更新:2024年08月04日 20:58