こり(凝)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 動詞「こる(凝)」の連用形の名詞化 )
① 寄り集まりかたまること。凝結すること。固く凍ること。また、そのもの。かたまり
歌舞伎・木間星箱根鹿笛(1880)二幕「薬は飲めどはかどらぬ病ひの凝(コリ)の石坂に、流も濁る泥水の今は果敢ない苦界の勤め」
② ある一つの物事に熱中すること。こること。 洒落本・富賀川拝見(1782)辰見山楽内之段「十蔵さんといふお客だか、仲町へきつゐこりといふから、誰を呼ぶと聞たらもといくよしで」
③ 筋肉が張り、かたくなって痛むこと。肩などが凝ること。また、その部分。 読本・南総里見八犬伝(1814‐42)八「眼病は肩癖の、凝(コリ)よりも起るといへば」
広辞苑 名詞 ①かたまること。かたまり 万葉集11「夕―の霜置きにけり」 凝り
②筋肉が張ってかたくなること。 「肩の―」
大言海 名詞 物ノ、凝リ固マルコト。カタマリ凝結 萬葉集、十一 三十二 夕凝 (ユフゴリ)ノ、霜オキニケリ、 朝戶出 (アサトデ)ニ、(アト)蹈ミツケテ、人ニ知ラルナ」
瘰癧 (ルヰレキ)ノこり」肩ノこり」

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最終更新:2024年08月11日 15:42