こゐ

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 狩りに用いる鷹が木にとまっていること。また、その木。 後拾遺和歌集(1086)冬・三九三「とや帰る白斑の鷹のこゐをのみ雪げの空に合はせつるかな〈藤原長家〉」 木居
広辞苑 名詞 鷹狩の鷹が木の枝にとまっていること。また、その木。 後拾遺和歌集冬「とやがへるしらふの鷹の―をなみ雪げの空にあはせつるかな」 木居
大言海 名詞 狩スル鷹ノ、木ノ枝ニ止リテアルコト。又、其木。 夫木抄、十八、鷹狩「狩リワタル、ツカレノ鳥ニ、アハムトヤ、こゐスル鷹ノ、空ニ待ツラム」
新後拾遺集、十六、雜秋「 鷂鷹 (ハシタカ)ノ、こゐノ下草、枯レシヨリ、隱レカネテヤ、 雉子 (キギス)鳴クラム」
雅言集覽、こゐ「顯昭散木集註、こゐトハ、鷹ノ居木ヲ云フナリ、長 能歌 ()云、御狩スル、末野ニ立テル、ヒトツ松、()ガヘル鷹ノ、こゐニカモセム、云云、木居ヲ、人ノ戀ニソヘテ、()ミナラハセリ、後拾遺ニ、我レガ身ハ、トカヘル鷹ト、成リニケリ、年ハ歷レドモ、こひハ忘レズ」
木居

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最終更新:2024年08月12日 14:20