た(田)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 耕作して稲などを植える土地。湿田と乾田とがある。 ※古事記(712)中・歌謡「なづきの多(タ)の 稲幹(いながら)に 稲幹に 匍ひ廻ろふ 野老蔓(ところづら)」
※源氏(1001‐14頃)若菜上「この家をば寺になし、あたりの田などのやうの物は、みな、その寺の事にしおきて」
※日葡辞書(1603‐04)「Tauo(タヲ) スク、または、スキカエス」
② ①に作られている稲などの作物。 ※虎明本狂言・右近左近(室町末‐近世初)「左近と申者の牛が、私の一たんの田を大目ほどたべて御ざる」
広辞苑 名詞 耕して稲を植える土地。湿田と乾田とがある。 万葉集18「植ゑし―も蒔きし畠も」。
「―を耕す」
大言海 名詞 耕シテ稻ヲ植ヱツクル地。大抵、平地ヨリ低クシテ、水ヲ(タタ)フベクナス。水田 又()かぼヲ植ウルニハ、畠ヲモ用ヰル。陸田 倭名抄、一田園類「土已耕者爲田、太」
古事記、上 廿三 「雖田之阿、埋溝者」
同、同「天照大御神之 營田 (ミツクダ)

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最終更新:2023年06月22日 15:53