ごめ(籠)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 接尾辞 ( 下二段動詞「こむ(込)」の連用形が接尾語化したもの ) 名詞に付いて、それを含めていっしょに、の意をあらわす。…ごと。…ぐるみ。 万葉集(8C後)一七・三九九八「我がやどの花橘を花其米(ゴメ)に玉にそ吾(あ)が貫(ぬ)く待たばくるしみ」 込・籠
広辞苑 接尾辞 もろともにの意。…ぐるみ。…ごと。 万葉集17「わが屋戸の花橘を花―に」 籠め・込め
大言海 接尾辞 共ニ、籠メテ。引キクルメテ。グルミ。今、ゴト。グチ。 萬葉集、十七 三十九 「我ガ宿ノ、花橘ヲ、花 其米 (ゴメ)ニ、玉ニゾ()()ク、待タバ苦シミ」(實ノ熟スル待チカネテ)
宇津保物語、初秋「みさご、池ヨリ立チテ、三寸バカリノ鮒ヲ()ヒテ、ヲリケルヲ、云云、咋ヒタル(イヲ)ごめニ、射落シテ」
枕草子、九、九十八段「根ごとニ吹折ラレタル前栽ナドヲ、取リアツメ、オコシタテナドスルヲ」

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最終更新:2024年08月17日 16:26