た(接頭)

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日本国語大辞典 接頭辞 動詞・形容詞・副詞などの上に付けて、語調をととのえる。「た謀る」「た易い」など。 ※書紀(720)応神二二年四月・歌謡「誰か 多佐例(タされ)放(あら)ちし 吉備なる妹を 相見つるもの」
広辞苑 接頭辞 名詞・動詞・形容詞の上に添えて、語調を整え強める。 万葉集4「 玉桙 (たまほこ)の道を―遠み思ふ空安けなくに」。
「―やすい」「―ばかる」「―(なび)く」
大言海 接頭辞 動詞、形容詞ニ冠スル接頭語。意無シ。 萬葉集、十一 廿一 (コト)ニイヘバ、 三三二田八酢四 (ミミニタヤスシ)、少クモ、心ノ中ニ、我ガ思ハナクニ」
方丈記「た(クラ)ブ」
竹取物語、上「た(バカ)ル」
「た忘ル」た(バシ)ル」た弱シ」た易シ」

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最終更新:2023年06月22日 16:12