さう(接尾)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 ( 助動詞「そうだ」の語幹に相当する部分 ) ⇒そうだ
広辞苑 接尾辞 (「さま(様)」の転とも、「相」の字音ともいう。指定の助動詞「だ」との複合形を助動詞とする説も一般に行われる)
①動詞および助動詞「れる」「られる」「せる」「させる」の連用形(江戸時代には終止形にも)、体言、形容詞および助動詞「ない」「たい」の語幹に接続して(形容詞の語幹が一音節の場合には、「さ」を介して接続)、状態を推量する意を表す。…の様子だ。見受けるところ…らしい。
「長くかかり―です」「心配―な顔」「よさ―」
②活用語の終止形に接続して、伝聞の意を表す。聞くところによると…ということだ。…という話だ。→そうだ 「長くかかる―です」「転勤した―だ」
大言海 接尾辞 (サマ)ノ音便、 大樣 (オホザマ)、おほざう〕
動詞、形容詞ニ添ヒテ、ソノ(ヤウ)ニ思ハルト云フ意ヲ云フ語。()に。
史記抄(文明)七「牛酒ガ、足リさうモナイゾ」
幸若、烏帽子折(足利時代)「何ヨリ安さうナル事ニテ候」
「落チさうニナル」見エさうで見エヌ」(ネム)さうナカオ」(アツ)さう」寒さう」カハイさう」

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最終更新:2024年08月18日 16:34