ささ(細小)

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日本国語大辞典 語素 ( 狭いの意の「さ」を重ねた語。後世は「さざ」とも ) 主として名詞の上に付けて、「こまかい」「小さい」「わずかな」の意を表わす。ささらさざれ 日本書紀(720)神代下(兼方本訓)「汝か生子(うみのこ)の八十連属(やそつつき)の裔に、貧(まち)鉤、狭狭貧鉤(ササまちち)、と言たまひ訖て」 細・小
広辞苑 接頭辞 (サザとも)名詞に冠して、「わずかな」「小さい」「こまかい」の意を表す。ささらさざれ 神代紀下「― 貧鉤 (まちち)」。
「―波」
細・小
大言海 接頭辞 〔形容詞ノ()しノ語根ヲ重ネタル語、孝德紀、大化二年正月ノ詔ニ「近江ノ 狹狹 (ササ)(ナミ)」トアルハ、 細波 (ササナミ)ナリ、神代紀、下 三十六 ニ、 狹狹 (ササ)(マヂ)()トアリ、又、陵墓ヲ、 狹狹城 (ササキ)ト云フモ、同ジ、いささかノささモ、是レナリ、さトノミモ云フ、 狹布 (ケフ)()(ヌノ) 細波 (ササナミ)、さなみ。又、ささやか、ささめく、ささやく、ナド云フモ、同ジ〕
ササヤカナル。イササカナル。小サキ。細カキ。
「ささ波」ささ水」ささ竹」ささ栗」ささ蟹」 細小

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最終更新:2024年09月01日 16:24