ささ(然然)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 副詞 ( 副詞「さ」の重なったもの )
① 同意を表わす。そうそう。さようさよう。
宇津保物語(970‐999頃)俊蔭「『これはなににすべき物ぞ』とて見すれば『ささ、これしていとようつかうまつるべかめり』」 然然
② 具体的な叙述を省略し、内容の存することだけを形式的に指示する。しかじか 蜻蛉日記(974頃)下「今はかたちをもことになしてむとてなん、ささのところに月ごろはものせらるる」
広辞苑 ①(詳しく言うべきところを省略して)これこれ。しかじか 蜻蛉日記中「―の所よりなりけり」 然然
②(同意して)そうそう 宇津保物語俊蔭「―これしていとようつかうまつるべかめり」

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最終更新:2024年09月01日 16:48