さは(多)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 形容動詞 多いさま。たくさん。あまた 古事記(712)中・歌謡「忍坂の 大室屋に 人佐波爾(サハニ) 来入り居り 人佐波爾(サハニ) 入り居りとも」
浮世草子・世間化物気質(1770)三「麹町の大名がしの娘が金銀さはにくれる」
多・沢
広辞苑 多いこと。あまた。たくさん。平面に広がり散らばっているものにいう。 神武紀「 忍坂 (おさか) 大室屋 (おおむろや)に人―に来入り居り」
大言海 副詞 ()(オホ)ノ、さほ、さはト轉ジタル語カ(()(アヲ)、さを。ほびこる、はびこる。ほどろ、はだれ)〕
(オホ)ク。アマタ 澤山 (タクサン)
神代紀、上「吾息雖(サハナリト)、未此靈異之兒
神武卽位前紀(サハニ)年所
古事記、中(神武)長歌「人 佐波 (サハ)ニ、()入リ居リ、人佐波ニ、入リ居リトモ」
萬葉集、五 三十一 長歌「人 佐播 (サハ)ニ、滿チテハアレドモ」
同、十 十六 「梅ノ花、散ラス春雨、(サハ)ニ降ル」

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最終更新:2024年09月15日 17:00