さめ(白眼)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 牛、馬などの、毛の白いもの。また、両眼の縁の白い牛馬、あるいは虹彩の白い牛馬ともいう。 能因本枕(10C終)一五七「うしはさめ」
浄瑠璃・頼光跡目論(1661‐73頃)三「さめなる馬い乗ったる武者は誰やらん」
[補注]( 1 )白毛の馬をいう漢語「驄馬」の字音と関係あるものか。一方、「延喜式」の古写本に「白眼鴾毛馬」の「白眼」に「さめ」の訓を伴うものがある。
( 2 )「白さめ」「かわらけさめ」などの語もあるが、その「さめ」についても、毛並みをいうか、眼をいうか、説が一定しない。
広辞苑 名詞 牛・馬の両眼縁が白いもの。一説に、毛の白いもの。 太平記31「白葦毛・白瓦毛・白―・つき毛なる馬に乗つて」 白眼
大言海 名詞 さめうしさめうまノ條ヲ見ヨ。 白眼

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最終更新:2024年09月16日 21:05