ざぶ(水声)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 副詞 ( 多く「と」を伴って用いる ) 水中に飛びこむ音、水中に物が投げこまれる音、また、水をあびせかける時の音などを表わす語。 源平盛衰記(14C前)二八「其矢石黒太郎にしたたかに中(あたっ)て。暫しもたまらず。水の上にさぶと落(おち)」
広辞苑 水中に飛びいる時の音。水中に物を投じる時の音。ざんぶ。 史記抄「(しょう)は、河を渡る時は―めかいてわたりとほるぞ」
大言海 感動詞 〔水聲、さざノ轉ナリ〕
水ヲ動カス音ニ云フ語。サザ。ザブザブ。ジャブジャブ。ザブリ。ザブン。ザンブ。ザンブリ。ザップ。ザップリ。
盛𮕩記、廿八、北國所所合戰事「水ノ上ニ、ざぶト落ツ」
今昔物語、廿七、四十三語、平季武、馬ニ乘リ「河ヲ、ざぶりざぶりト涉ルナリ」
宇治拾遺、十一、第九條「西ニ向ヒテ、川ニざぶりト入ルホドニ」
狂言記、那須與一「馬ノ太腹ノ(ヒタ)ル程ニ、海ニざッぶト乘入ルル」
「じャぶじャぶ洗濯スル」水ニ、ざんぶト飛ビコム」水ヲ、ざッぷりト(アビ)セル」
水聲

検索用附箋:副詞
検索用附箋:感動詞

附箋:副詞 感動詞

最終更新:2024年09月29日 15:01