大言海 | ||||
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辞書 | 品詞 | 解説 | 例文 | 漢字 |
日本国語大辞典 | 助詞 | 〘 副助 〙 体言・活用語の連体形・形容詞の連用形・格助詞・副助詞等をうけ、下に打消の語を伴う。肯定し得るものをそれだけと限定し、それ以外のものを否定する。 |
洒落本・角雞卵(1784か)後夜の手管「おいらがつかいこんででもいるとしかおもはねへはナ」 雲のゆき来(1965)〈中村真一郎〉一二「意識界が言語によってしかお互いのメッセージを通じ合せられないのとは異って」 |
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[補注]まれに打消の語を伴わない例もある。「日本の下層社会〈横山源之助〉日本の社会運動」に「明治二十五年は僅に大約九百九十七万七千貫しかの産出にして」など。 | ||||
広辞苑 | 助詞 | 後に打消の語が来て、わずかにそれだけである意を表す。 | 「これ―できない」「三人だけ―来ない」 |
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