しじ(繁)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 副詞 ( 多く「に」を伴って用いる )
① 草木の生い茂っているさまを表わす語。こんもりと。ぎっしりと。
催馬楽(7C後‐8C)美濃山「美濃山に 之之(シジ)に生ひたる 玉柏 豊の明(あかり)に 会ふが愉しさや 会ふが愉しさや」
② 数量の多いさまを表わす語。すきまもないくらいたくさん。ぎっしりと。ぎっしりいっぱいに。 万葉集(8C後)九・一七九〇「竹珠(たかたま)を 密(しじに)貫き垂れ 斎戸に 木綿取りしでて」
広辞苑 すきまのないこと。ぎっしり 万葉集3「五百枝さし―に生ひたるつがの樹の」

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最終更新:2024年10月06日 20:01