しだ(名詞)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 時。頃。 肥前風土記(732‐739頃)松浦・歌謡「篠原(しのはら)の 弟姫の子を さ一夜(ひとゆ)も 率寝(ゐね)てむ志太(シダ)や家にくださむ」
万葉集(8C後)一四・三五一五「吾(あ)が面(おも)の忘れむ之太(シダ)は国はふり嶺(ね)に立つ雲を見つつ偲(しの)はせ」
広辞苑 名詞 (接尾語「しな」の古語)…の際。…する時。 万葉集14「あが(おも)の忘れむ―は国はふり()に立つ雲を見つつ偲はせ」
大言海 名詞 (トキ)ノ意ニテ、今、行キしな、歸リしな、起キしなナド云フしな、コレナリト云フ。 萬葉集、十四 廿二 「遠シトフ、コナノ 白嶺 (シラネ)ニ、 逢思太 (アホシダ)モ、(アハ)ノヘ 思太 (シダ)モ、()ニコソ()サレ」
同、廿 三十六 「ヒナグモリ、碓氷ノ坂ヲ、越エ 志太 (シダ)ニ、妹ガ戀シク、忘ラエヌカモ」

検索用附箋:名詞名称

附箋:名称 名詞

最終更新:2024年10月12日 19:58