しま(接尾)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 接尾辞 ① 名詞、その他、状態を表わす語に付いて、そのような様子であることを示す。さま。 続日本紀‐天平勝宝元年(749)四月一日・宣命「父がかく斯麻(シマ)にあれと念ひておもぶけ教へけむ事」
② 時日を表わす名詞に付いて、早々の意を表わす。 咄本・鹿の巻筆(1686)五「いかにおやぢじゃとて、正月しまに叩かしゃるは」
③ 動詞の連用形に付いて、そうしながらの意を表わす。 咄本・吟咄川(1773)髪結「いいゑおまへにかわせますと言しまはなをうはそぎにそがれた」
広辞苑 接尾辞 ①はじめ。早々。 浮世風呂3「正月―から」
②(動詞の連用形に付いて)その折、…しがけの意を表す。 志不可起 (しぶがき)「帰りがけなどいふやうなるを帰り―とも帰りしなともいふ」
大言海 接尾辞 他語ニ添ヒテ、(ハジメ)ノ義ヲ含マシムル語。 浮世風呂(文化、三馬)三編、下「元日しまカラ、這入所モアルメヘ、追付、歸ルダラウト思ッテ、待ド、クラセド、サア、歸ルモンヂャネヘ」正月しまカラ、馬ダノ、牛ダノト、引連テ、トンダ御性靈樣ダ」

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最終更新:2024年10月19日 18:25