すぎ(過)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 時刻を通りこしていることをいう。 実隆公記‐明応五年(1496)七月紙背(女房奉書)「さ候はは四のちとすきにしこう候やうにおほせられ候へく候」
語素 ① 時間、年齢など数を表わす語に付いてそれをすでに通りこしていることを表わす。 御湯殿上日記‐文明九年(1477)正月一八日「ひるすきほとにあか松、たけたとりあいのしさいありて」
引越やつれ(1947)〈井伏鱒二〉牛込鶴巻町「をばさんは四十ちょっとすぎくらゐの年頃で」
② 動詞の連用形に付いて、その程度が度をこしてはなはだしいさまを表わす。「言いすぎ」「食いすぎ」「飲みすぎ」など。 錦繍段抄(1530頃)「梅は痩せすき、桃は肥へすきたり」
広辞苑 時が過ぎ、または度合の越えた意を表す語。 「八時―」「はたち―」「言い―」「飲み―」 過ぎ
大言海 接尾辞 物ノ、度ヲ越エタルコトニ云フ語。 「食ヒすぎ」言ヒすぎ」十時すぎ」

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附箋:動作 名詞 接尾辞 語素

最終更新:2024年11月04日 16:44