すく(結)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 他動詞 糸で網を編む。 日本書紀(720)神武即位前己未年二月(北野本室町時代訓)「皇軍(をいくさ)、葛網(かつらあみ)を結(スキ)て掩襲(おそ)ひ殺(ころ)す」 結・編
広辞苑 他動詞 網を編む。 夫木抄33「いせしまや(あま)のたはれに―・く網のめならぶ人もなほぞ恋しき」 結く
大言海 他動詞 〔透くヤウニ結フ意カ〕
絲ニテ、目ヲ編ミ結ヒ作ル。結網
神武紀 十六 「高尾張邑、有土蜘蛛、其爲人也、云云、皇軍(スキテ)葛網而、掩襲殺之」
夫木抄、三十三「伊勢島ヤ、蜑ノタハレニ、すく網ノ、目ナラブ人モ、猶ゾ悲シキ」
名義抄「羅、アミヲスク、ムスブ」
動詞活用表
未然形 すか ず、ゆ、る、む、じ、す、しむ、まほし
連用形 すき たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 すく べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 すく も、かも、こと、とき
已然形 すけ ども
命令形 すけ

検索用附箋:他動詞四段

附箋:他動詞 四段

最終更新:2024年11月04日 18:40