で(接続詞)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 接続詞 (「そこで」「それで」などの「そこ」「それ」が略され、助詞「で」が自立語化したもの)
① 前の事柄を受け、その結果、あとの事柄が生ずることを示す。そこで。それで。
※多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前「『君、ねえ、本当の事を言ひたまへよ』『で、もし本当なら如何(どう)する気だね』」
② 会話文で、話相手に対して次の話をうながす時に用いる。それで(どうした)。それから(どうなった)。 ※歌舞伎・幼稚子敵討(1753)四「『国はどこじゃ』『紀州でござんす』『ムム、紀州。で』『母様と三人出ました』」
広辞苑 接続詞 「それで」の略。 「―、見ると」

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最終更新:2023年07月07日 17:03