すし(名詞)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 形動 )
① なれなれしく出過ぎていやみなこと。さし出がましくこづらにくいこと。また、そのさま。なまいき。
梁塵秘抄(1179頃)二「男を辞せぬ人、賀茂女(かもひめ)伊予女(いよひめ)上総女(かづさひめ)、はししあかてるゆめなえのすしの人、室町辺(わたり)のあこほと」
評判記・難波物語(1655)「ある人のいはく、御ことばをもどくは、すしにて待(はん)べれども、又其中には、心中のよくとどきたるけいせいもあり」
② 人情の機微に通じていること。粋なこと。また、そのさま。いき。 浄瑠璃・曾根崎心中(1703)「露にやつるる夏の虫、をのがつまごひ、やさしやすしや」
広辞苑 名詞 ①馴れ過ぎていること。生意気。 好色一代男6「すこし―に見えて幅のなき男は」
(すい)。いき。気の通ったこと。 浄瑠璃、曾根崎心中「己が妻恋ひ、やさしや―や」

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最終更新:2024年11月09日 19:23