すね(臑)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 膝から踝(くるぶし)までの間の部分。はぎ。下腿(かたい)。 名語記(1275)六「人躰のすね、如何。すぐにてのびたる骨也」 脛・臑・腨・脚・髄
[語誌]この語に該当する身体部分は、古くは「はぎ(脛)」である。「古事記‐中」の人名に「登美能那賀須泥毘古(とみのながすねびこ)」があり、「書紀‐神武即位前紀」の「長髄彦」に対応する。「髄」に「すね」の古訓があることは、「すね(髄)」の項に挙げた例で知られるが、骨髄と脛(はぎ)との関係は明らかでない。
広辞苑 名詞 下肢の、膝から(くるぶし)に至る部分。はぎ 臑・脛
大言海 名詞 〔脛骨中ニモ、(ズヰ)アルヨリ、云フカ〕
はぎ(脛)ニ同ジ。
狂言記、惡坊「酒ニ醉ウタニヨッテ、臑ガ流レテ、使ハレヌ」
「親ノ前ニ、すねヲ投出シテ(スワ)ル不作法者」

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最終更新:2024年11月16日 19:04