すめ(皇)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 語素 名詞の上に付いて、それが、神または天皇に関することであることを表わし、尊び、ほめたたえる気持を示す。「皇神(すめかみ)」「皇弟(すめいろと)」「皇御神(すめみかみ)」など。すべ。
[補注]( 1 )「すべ」という形を後世とることもあり、語源は動詞「すぶ(統)」と考えられていたが、上代特殊仮名遣いの上からは、「すぶ」の語尾は乙類、「すめ」は甲類なので、疑問である。
( 2 )「すめ」と「すめら」については「すめら(皇)」の補注を参照。
広辞苑 接頭辞 神または天皇に関する物事の名に冠して用いる語。すべ。 神代紀下「―(みま)
大言海 接頭辞 (一)すべ、すべらニ同ジ。 皇神 (スメガミ) 皇睦 (スメムツ)(スメ)() 孫命 ()
(二)轉ジテハ、尊稱トナル。 古事記、中(欽明) 五十二 「三枝部穴太部王、亦名、須賣伊呂杼」
「須賣伊呂母」

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附箋:接頭辞 語素

最終更新:2024年11月17日 21:47