ずい

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 接頭辞 名詞や動詞の上に付いて、すぐに、ずいと、ためらわないでなどの意を添える。「ずいあがり」「ずい隠れ」「ずい乗り」「ずい逃げ」など。明和・安永(一七六四‐八一)の頃に流行。 咄本・稚獅子(1774)しゃれ「薬をぐるぐるとひねり、なげ出し、ソレずいせんじ、ずいのみといへば」
名詞 ずいにげ(━逃)」の略。 浄瑠璃・敵討御未刻太鼓(1727)上「揚句(あげく)の果にはおさごを連れ、此屋敷をずいとする」
広辞苑 接頭辞 (明和・安永頃の流行語)「ずいとそのままにする」「寄り道をしない」などの心持を表す。ためらわず、まっすぐ。すぐに。 洒落本、辰巳之園「知つたやつらに逢つたら、―隠れの―にげにしよう」

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最終更新:2024年11月30日 13:19