と(十)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (「とお」の変化した語)
① 数のとお。じゅう。名詞・助動詞の前に直接つけて用いる。
「十重二十重(とえはたえ)」「十人十色」「十年(ととせ)」
※催馬楽(7C後‐8C)桜人「桜人 その舟止め 島つ田を 止万知(トまち)つくれる」
② 物の数を、声に出して順に唱えながら数えるときの一〇。 ※名語記(1275)四「一二三四五六七八九十をひふとて、手に石ふたつをもちてかはりかはりたまにとるに、ひふみよいむなやことといへるは」
広辞苑 (トヲの約)数の名。とお。じゅう。 源氏物語橋姫「―とせあまりにてなむ」。
「―月」
大言海 数詞 ()ノ意カ、又、箇ノ轉カ〕
五ヲニ倍セル數。トヲ
新拾遺集、七、賀「君ノミヤ、千歲ノ春ノ、花ノ色ニ、十返リ迄ニ、ナレントスラン」
古事記、上 五十六 「天津日繼所知之、登陀流(十足)天之御巢」
同、上 五十四 十掬 (トツカ)劍」
十度 (トタビ)

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最終更新:2024年07月28日 14:00