せい(名詞)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 「せい(勢)」と同源か ) からだの大きさ。体格。特に、頭頂から足先までの高さ。みのたけ。せたけ。身長。せ。比喩的に、広く山、建物、植物、書物など、物の高さもいう。 愚管抄(1220)五「信西が妻成範が母の紀の二位は、せいちいさき女房にてありけるが」
虎明本狂言・右流左止(室町末‐近世初)「かんせうじゃうよにこえ、せいひきく御ざ有たるにより」
背・脊
[補注]「せ」の長音化とすれば「せえ」と表記すべきとも考えられるが、古くから「せい」と表記されており、「せい(勢)③」から生じた用法か。
広辞苑 名詞 (セ(背)の転)
①みのたけ。せたけ。身長。
平家物語8「顔大きに、―()きかりけり」。
「―が伸びる」
背・脊
②〔建〕(「丈」「成」とも書く)(けた)(はり)・石などの下端から上端までの垂直距離。
大言海 名詞 ()ノ延。セタケ。身ノ丈。身長 身材 史記抄(文明)八 十一 「爲人長美トテ、せい高ク、人物ヨイ夫ナリ」
同、十六 四十六 「朱儒デ、せいガ低イホドニゾ」
師門物語(室町時代)女ヲ難ジテ「せいノ低キハ、見立テナシ」

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最終更新:2024年12月01日 13:54