せき(咳)

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日本国語大辞典 名詞 ( 「せき(塞)」と同語源 ) 喉頭や気管支の壁に分布した迷走神経が刺激されて起こる、はげしい呼気運動。しわぶき。咳嗽(がいそう)。また、つねに咳をする呼吸器病。《 季語・冬 》 天理本狂言・止動方角(室町末‐近世初)「此馬にはくせがあると云て、せきにをどろく事を云て」
滑稽本・麻疹戯言(1803)送麻疹神表「とめてとまらぬ咳嗽(セキ)をなん苦みける」
広辞苑 名詞 せくこと。すなわち喉頭・気管などの粘膜に加えられた刺激によって反射的に起こされる短くて強い息。 咳嗽 (がいそう)しわぶき。〈[季]冬〉
大言海 名詞 (一)()クコト。外ヨリ、氣管ヲ侵スモノアルトキ、コレヲ()キ止メムト、聲ヲ立テテ 氣息 (イキ)ヲナス、肺ノ 作用 (ハタラキ)シハブキコワセリセキバラヒ謦欬
(二)病ニテ起ルハ、氣道ニ、病ム所アリ、絕エズ、呼氣、激動シテ、聲ヲ成ス。但シ、痰ヲ吐クアリ。吐カヌアリ。咳嗽 (正字通「方書、無痰有聲、謂之咳、無聲有痰、謂之嗽咳」)

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最終更新:2024年12月01日 15:05