せく(咳)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 自動詞 ( 「せく(塞)」と同語源 ) せきをする。せきが出る。せきばらいする。しわぶく 俳諧・望一千句(1649)九「ねぬとしりてやにぐるぬす人 せきをせく声も立田の月のよに」
好人物の夫婦(1917)〈志賀直哉〉二「痰が肺へ溜る為に呼吸する場所が狭くなる。そして其痰を出す為にせく」
広辞苑 自動詞 せきをする。しわぶく 咳く
大言海 自動詞 〔聲ヲ()く義〕
(セキ)ヲナス。シハブク。セキバラヒスル。((セキ)ノ條ヲ見ヨ)
源、四十八、寄生 六十五 「老人ハ、イトド更ニ、せきモ敢ヘズ」
「咳ヲせく」
動詞活用表
未然形 せか ず、ゆ、る、む、じ、す、しむ、まほし
連用形 せき たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 せく べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 せく も、かも、こと、とき
已然形 せけ ども
命令形 せけ

検索用附箋:自動詞四段

附箋:四段 自動詞

最終更新:2024年12月01日 16:31