せり(迫)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 動詞「せる(迫)」の連用形の名詞化 )
① せまること。
② 劇場で、舞台や花道の一部を切り抜いて、俳優や大道具を奈落から上げ下げする装置。せりだし 歌舞伎・吾嬬下五十三駅(天日坊)(1854)序幕「一本は猫に当る、猫苦しみてせりの穴へ落ちる」
③ 明治時代まで、劇場の観客または芝居茶屋に、外部から弁当を供給した弁当屋。また、その弁当。
④ 魚群が押し寄せるため、海面が泡立ち白くなること。涌(わき)。 〔分類漁村語彙(1938)〕
⑤ 「せりもち(迫持)」の略。
広辞苑 名詞 劇場で、舞台の床の一部を切り抜き、俳優または大道具を 奈落 (ならく)からせり上げ、またせり下げる機構。せりだし
大言海 名詞 せりあげ(迫上)ノ略。其條ヲ見ヨ。

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最終更新:2024年12月14日 15:34