そぐ(殺・削(自動詞))

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 自動詞 ( 「そぐ(削)」の自動詞形 )
① 刃物でけずり取られる。けずり落とされる。また、そのような状態になる。
和英語林集成(初版)(1867)「ハナガ sogeta(ソゲタ)」 削・殺
② 物事の本筋からそれて他の方面に行く。ふつうの状態からはずれる。ふつうより変わっている。常軌を逸する。 巨海代抄(1586‐99)下「傘などの様な枝の茂た樹の上に常に急度座禅してこざ在った先ぞ、居処からしてそげた事だ」
広辞苑 自動詞 ①そいださまとなる。けずられる。 「頬がげっそり―・げる」 殺ぐ・削ぐ
②それて他に行く。目的にはずれる。変わっている。 滑稽本、指面草「当世は歴々方の公達程、唐桟の広袖仕立てなぞと―・げた所を好み給ひ」
大言海 自動詞 (一)()ギタル狀トナル。ケヅラル。 「木ガそぐ」竹ガそぐ」 殺・削
(二)()レテ行ク。
動詞活用表
未然形 そげ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 そげ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 そぐ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 そぐる も、かも、こと、とき
已然形 そぐれ ども
命令形 そげよ

検索用附箋:自動詞下二段

附箋:下二段 自動詞

最終更新:2024年12月21日 17:24