そこ（塞）

辞書	品詞	解説	例文	漢字
日本国語大辞典	名詞	要害の地に設けてあるとりで。要塞(ようさい)。	日本書紀（720）敏達一二年是歳（前田本訓）「毎に、要害(ぬみ)の所に、堅く、塁塞(ソコ)を築けむ」 太平記（１４Ｃ後）一九「とても勝べき軍ならずと一筋に皆思切たりけれは城を堅し塁(ソコ)を深くする謀(はかりこと)をも事とせす」	塞・塁
広辞苑	名詞	要害の地の内外をへだてる所。国境の要害のとりで。	孝徳紀「関・―・ 斥候 (うかみ)・防人…を置き」	塞
大言海	名詞	〔 塞 (セキ) 處 (コ)ノ約〕 （一）要害ノ地ノ、內外ヲ隔ツル處。	倭名抄、一 五 林野類「塞、正作 レ 𡫼、顧野王案、塞、險惡之處、所 三 以隔 二 內外 一 也、先代反、和名、曾古」	塞
		（二）壘 (トリデ)。 壁 (ドテ?)。壘塞 邊城	名義抄「壁、ソコ、塞、ソコ、壘、ソコ」 字類抄「塞、營、壘、ソコ」 仁德紀、五十三年五月「田道、固 レ 塞 (ソコ)而不 レ 出」 敏達紀、十二年十月「放 二 要害之所 一 、堅築 二 壘塞 (ソコヲ) 一 」 天智卽位前紀「高麗士卒、膽勇雄壯、故更取 二 唐二 (ノ) 壘 (ソコヲ) 一 、唯有 二 二 塞 (ノソコ) 一 、亦備 二 夜取之計 一 」

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