そひ(候)

広辞苑 助動詞 ソウ(候)の命令形「さうへ」が「そへ」→「そい」と転じたもの。 狂言、鈍根草「いつもよりはやかつた、おたい―」
大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 ( 動詞「そう(候)」の命令形「そうえ」の変化したもの ) 「お…そい」で今の「…給え」にあたる。敬意はほとんどない。 虎明本狂言・二千石(室町末‐近世初)「所詮うたはせぬれうけんをいたそう、おなをりそひ 太刀ぬく、下人なく主はらふ」
虎寛本狂言・夷毘沙門(室町末‐近世初)「舅殿、御聞そい」

広辞苑では仮名遣いを「そい」とす。

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最終更新:2024年12月28日 18:54