辞書 | 品詞 | 解説 | 例文 | 漢字 |
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日本国語大辞典 | 副詞 | ( 多く「と」を伴って用いる ) しずかに風の吹く音、また、物が触れあってたてるかすかな音などを表わす語。 |
万葉集(8C後)一二・二八八五「さ夜更けて妹を思ひ出でしきたへの枕も衣世(ソヨ)に歎きつるかも」 古本説話集(1130頃か)六八「やがて出づるに、後にそよと鳴りて、人の気色、足音す」 |
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名詞 | 風のことをいう山ことば。 | 〔随筆・北越雪譜(1836‐42)〕 | ||
広辞苑 | ゆられて物の軽く触れ合うさま。 | 万葉集10「はたすすきもと葉も―に秋風の吹きくるよひに」 | ||
大言海 | 副詞 |
靜カニ、物ノ、吹カレ、又、 |
萬葉集、十二
六
「小夜深ケテ、妹ヲ思ヒ出デ、敷妙ノ、枕モ 同、廿 三十四 長歌「家ヲ思ヒ出、 後撰集、七、秋、下「花薄、そよトモスレバ、秋風ノ、吹クカトゾ聞ク、獨寢ル夜ハ」 新古今集、六、冬「君來ズバ、獨ヤ寐ナム、篠ノ葉ノ、御山モそよニ、サヤグ霜夜ヲ」 人丸集「笹ノ葉ハ、深山モそよニ、亂ルラム」 源順集「そよト鳴ル、秋ノ荻ダニ、ナカリセバ」 秋篠月淸集(良經)一「楢ノ葉ニ、そよヤ秋風、ソヨグナリ」 六帖、二「獨シテ、物ヲ思ヘバ、秋ノ田ノ、稻葉ノそよト、云フ人ノナキ」 |
検索用附箋:名詞天文
検索用附箋:副詞